【クローズアップ展示】トルコ古代遺跡探訪
2012年5月26日(土)~7月16日(月) 【クローズアップ展示】 トルコ古代遺跡探訪 ―カイセリ県遺跡プロジェクト(KAYAP)と古代都市遺跡キュルテペの周辺―
トルコの中央部、カッパドキアの奇岩地帯にも程近いキュルテペ遺跡 — 古代都市カニシュだったとされ、のちのヒッタイト王国の起源を考えるうえで重要な遺跡であるだけでなく、メソポタミア世界との国際交流を裏付ける遺物や粘土板文書が出土していることで著名です。
現在、岡山のノートルダム清心女子大学がトルコ・アンカラ大学と共同で、キュルテペ遺跡の発掘調査をおこない、そして古代都市の周辺に眠る未知の遺跡を歩き訪ねて調査しています。
なかでも日本の調査団は、地理情報システム(GIS)や最新の測量技術などを駆使して、たくさんの古代遺跡の分布パターンを総合的に把握しようとする試みをおこなっています。
本ミニ展示ではパネルや映像資料を利用して、その調査成果の一部を紹介します。
会期 | 2012年5月26日(土)~7月16日(月) |
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展示品 | 紹介パネル、映像資料 |
制作協力 | 岡山市立オリエント美術館、ノートルダム清心女子大学 紺谷亮一研究室 |
キュルテペ遺跡(古代のカニシュ)空撮
講演会「中央アナトリアの古代交易路を求めて―トルコ・カイセリ県の遺跡調査―」
講師 | 須藤寛史(岡山市立オリエント美術館 主任学芸員) |
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日時 | 6月3日(日) 13:30~15:00 ※終了しました |
会場 | サンシャインシティ文化会館5階会議室 502室 |
参加費 | 500円(友の会会員の方は無料) |