【秋の特別展】世界の土器の始まりと造形
2009年9月19日(土)~11月29日(日) 【秋の特別展】 世界の土器の始まりと造形 ―ドキドキ!土器って面白い!―
世界中のさまざまな土器が一堂に会します!
土器は粘土で形を作って焼いた容器です。古代人の生活の中で、煮炊きや食料の保存に使われる土器は欠かせないもので、かつて世界のほとんど全域で土器が使われていました。その中でも、日本の縄文土器は今から15,000年前に出現したとされ、世界最古の土器の一つといわれているのに対し、のちに世界最古の文明を生み出す西アジアでは、土器の出現は紀元前7,000年頃と遅れました。これは最古の土器の使われ方や生活様式に関係するのでしょうか?
この展覧会では、長らく人類の生活文化の重要な一部だった土器の起源と、芸術作品にまで発展した多様な土器の造形技術を、世界的な視点で紹介します。身近な材料であった粘土の容器に人類が込めた知恵、祈りや思い、土器を使った暮らしぶりを感じ取っていただきたく思います。
開館時間 | 10:00~17:00(入館は16:30まで) |
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入館料 | 一般 1,000円、大高生 700円、中小生 500円 |
主催 | 古代オリエント博物館 |
後援 | 豊島区、豊島区教育委員会 |
特別協力 | サンシャインシティ |
主な展示品 |
日本:縄文土器(世界最古級の土器)、弥生土器、土師器、須恵器 西アジア:シリア、イラク、イランで日本の調査団により発掘された土器 その他、中国、タイ、ロシア、パキスタン、エジプト、トルコ、ギリシア、ブルガリア、スイス、マリ、アメリカ合衆国、メキシコ、グアテマラ、エクアドル、ペルー、ボリビア、ポリネシアなど、世界各地の土器が集合! |
出品・展示協力 | 筑波大学、東京大学、國學院大学、明治大学、慶応義塾大学、東海大学、国立民族学博物館、松戸市立博物館、横浜市歴史博物館、平山郁夫シルクロード美術館、中近東文化センター、遠山記念館、個人蒐集家 |
付帯事業
立体ジグソーパズル
割れた土器を復元するパズル。考古学者の気分を味わおう!(会場にて)
彩文土器を作ってみよう!!
講師 | 馬場 咲夫 先生(深大寺陶芸教室) |
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日時 | 10/17(土) 11:00~12:00 ※終了しました |
会場 | 文化会館7階会議室 704・705室 |
焼き上がった土器のお渡し期間 | 11月14日~11月29日および12月12日~12月29日 (引き換え期間中のみのお渡しとなります。ご注意ください) |
友の会講演会:古代オリエントのモノ語り(2)
「古代オリエントの土器-その興隆を読み解く」
講師 | 小高 敬寛 先生(東京藝術大学助手) |
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日時 | 9/26(土) 13:30~15:00 ※終了しました |
会場 | 文化会館7階会議室 710室 |
参加費 | 500円 (古代オリエント博物館友の会会員は無料) |
シンポジウム「世界の土器の始まりについて」
国内外の研究者による発表と討論。参加無料
日時 | 10/31(土) 13:00~17:00 |
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会場 | 文化会館7階会議室 710室 |