月いち!オリ博オンライン講座(2025年度後半:10月〜2026年3月)

月いち!オリ博オンライン講座(2025年度後半:10月〜2026年3月)
▶月いち!オリ博オンライン講座は、月に一度、原則として第3週水曜日に配信するオンライン講座です。
▶講座は、全てオンデマンドによる開催となります。動画の配信は1週間行いますので、ご都合の良い時間にご覧いただけます。
日 時 | ・原則として毎月一回、第3水曜日 15:00頃配信開始 |
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参 加 費 | ①一般:一回につき500円 ②友の会会員:無料(年会費については下記参照) |
申込方法 | 各回、事前申込制 ▶申込開始 |
■友の会入会のご案内
博物館への来館数が多く、またオンライン連続講座や自由学校、オリ博講演会などの講義をご受講される方(ご検討中の方)は、お得な友の会へのご入会をおすすめいたします。
【その他会員特典】入館料(特別展含む)無料、情報誌「ORIENTE」の無料配布、グッズ割引など。
※ご入会方法など、詳しくは オリ博WEB「友の会のご案内」をご覧ください。
※尚、これまでご提供しておりました「月いち!オリ博オンライン講座 年間パスポート」につきましては、利用状況を踏まえた検討の結果、2024年度をもちまして終了させていただくこととなりました。長らくご愛顧いただきました皆様には、心より感謝申し上げます。
今後は、当館の「友の会」制度をご活用いただけましたら幸いです。
何卒ご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
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■2025年度後半講座のご案内(10月〜2026年3月)
10/15(水) 古代エジプト文明の遺跡から発見される遺物や建造物には、さまざまな文様が刻まれています。本講座ではそのうち王像に彫られた連続菱形文(ダイヤモンド文)を採り上げ、それが示す当時の王権観について紹介します。 [講師紹介]三重県出身。日本学術振興会特別研究員、古代オリエント博物館研究員を経て現職。エジプト学が専門で、エジプト文明の形成や王権の表象(文字・美術・建築)を主な研究テーマとし、展覧会の監修などを手がけている。 申込開始:9/17(水)正午 |
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11/19(水) ナイル川を中心に展開する古代エジプト世界において、船は現実生活でも、来世に向かう旅でも非常に重要な乗物でした。船を造っている場面を描いた壁画や、実際に発見された木造船をたよりに、古代エジプトの船大工に迫ります。 [講師紹介]愛知県出身。古代エジプトの考古学、中でも古王国時代を専門とする。建設労働の過程で記される墨書や書付から、労働者の組織形態や詳細な作業工程を研究している。エジプトの考古遺跡に加えて、現在はバーレーンやカンボジアの文化遺産保護にも携わる。 申込開始:10/15(水)正午 |
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12/17(水) 「聖書の世界」を研究テーマとした日本の調査隊による遺跡の調査は、1964年から始まるテル・ゼロールに始まります。本講座では、テル・ゼロールの調査に至った経緯や、調査の結果明らかになったことなどについてお話いたします。 [講師紹介]千葉県出身。専門は西アジア考古学。とくにイスラエル、パレスチナなどをフィールドとして発掘調査に携わる。著書に『イスラームと文化財』(共著)、『古代オリエントガイドブック』(共著)など。 申込開始:11/19(水)正午 |
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1/21(水) ヒトと関わりを持ってきたウマの仲間は複数種存在していることが知られています。本講義では考古学や関連諸分野による研究成果をもとにして、古代西アジア世界周辺におけるウマの利用とその歴史的意義について扱います。 [講師紹介]埼玉県出身。専門は動物考古学。主な研究テーマはアジアにおける牧畜の波及であり、西アジア〜中央アジアの各国において調査研究に携わる。著書に『ユーラシアの大草原を掘る』勉誠出版2019(共著)、『家畜の考古学』雄山閣2022(共著)など。 申込開始:12/17(水)正午 |
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2/18(水) 新王国時代第19王朝ラメセス2世の治世下に、古代エジプト国家は強大な帝国を築き、エジプト北部に位置する王都メンフィスが重要な都の一つとして機能していた。そのメンフィスの主神プタハの神官を務め、大きな影響力を持っていたラメセス2世の第4王子カエムワセトに焦点をあてて、当時の様子を見てみたい。 [講師紹介]茨城県出身。エジプト学・考古学が専門。エジプト・アラブ共和国における発掘調査に携わる。著書に『古代エジプトを発掘する』岩波新書1999、『エジプト文明の誕生』同成社2003、『古代エジプト文明社会の形成』京都大学出版会2006など。 申込開始:1/21(水)正午 |
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3/18(水) アッシリア帝国を確立した王サルゴン2世(在位前721—705年)は、初めてメソポタミア世界を統一した伝説的王アッカドのサルゴン(前24-23世紀)と自らを重ね合わせてイメージしていました。アッカドのサルゴンの記憶は1600年もの時を超えてどのように記憶され、アッシリア帝国建設者サルゴンの範とされたのでしょうか?古代における歴史の記憶について考察します。 [講師紹介]東京都出身。筑波大学名誉教授。専門はアッシリア学(楔形文字学)。著書に『ネブカドネザル2世―バビロンの再建者』(世界史リブレット 人、3)山川出版社、『アッシリア―人類最古の帝国』(ちくま新書、1800)ちくま書房 2024など。 申込開始:2/18(水)正午 |
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