【講演会】「古代メソポタミア土器物語 —— 青銅器時代テル・ルメイラ遺跡に暮らした人々を探る」
2015年 1月 24日(土) 【講演会】シリーズ 古代オリエントのモノ語り9 古代メソポタミア土器物語 — 青銅器時代テル・ルメイラ遺跡に暮らした人々を探る
古代メソポタミア文明と言えば、ウルの王墓から出土した豪華絢爛な財宝、黒い石にびっしりと楔形文字が刻まれたハンムラビ法典、天を摩すジッグラト、大神殿と宮殿の数々・・・はるか三千年を超える歴史のなかで数多の王朝が興亡し、エジプトと肩を並べる文明を築いたことは皆さんご存じでしょう。しかし、古代メソポタミアに生きた人々が日夜生活をともにした素朴な道具たちについては案外知られていません。
今回の講演ではそうした道具のなかでも、名も無き陶工がせっせと作ってきた日用雑器である土器を取り上げます。実際に実物の土器資料(テル・ルメイラ遺跡出土品)に触れながら、土器のかけらから分かる過去の暮らしについてお話します。古代メソポタミアに流れた長い時間のなかで、土器という道具とのつきあい方がどのように移り変わったか、または変わらなかったのか、つぶさに観察します。
日時 | 2015年 1月 24日(土) 13:30~15:00 |
---|---|
場所 | 池袋サンシャインシティ 文化会館 5階 501
※以前掲示していた会場から変更になりました(2014年12月25日改)。いつもの講演会と会場が異なりますのでご注意ください。 |
講師 | 下釜 和也(古代オリエント博物館研究員) |
参加費 | 500円 ※友の会会員は無料 |